- 奈良 世界遺産 春日大社
- 鮮やかな朱塗りの社殿で有名な春日大社は、古代から神域とされていた御蓋山一帯に広がり、原始林に守られるかのように鎮座しています。その歴史は、飛鳥から平城京へと都が移された奈良時代から始まります。全国で唯一、ご夫婦の大國様をお祀りしているので、縁結びの神様としても親しまれています。古都奈良の文化財として世界遺産に登録されています。
- 奈良 世界遺産 薬師寺
- 奈良薬師寺は697年持統天皇の時代に完成し、当時、その大伽藍はわが国随一の壮麗さを誇り、金堂や塔のたたずまいは「龍宮造り」と呼ばれるほどの美しさでした。その後、平城遷都に伴い、718年に飛鳥の藤原京から平城京に移されました。1998年「古都奈良の文化財」の構成資産の1つとして、ユネスコ世界遺産に登録されました。国宝や重要瓶家財の宝庫でもあります。
- 奈良 世界遺産 平城京
- 平城京は今から1300年ほど前に、唐の長安をモデルに現在の奈良市につくられた都です。平城京を中心とした74年間が奈良時代と言い、律令国家としてのしくみが完成し、唐から影響を受けた天平文化が花開きました。碁盤の目のように整然と区画された大きな都には10万人以上の人が暮らしていたといわれています。
- 沖縄 世界遺産 識名園
- 識名園は琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。造園形式は、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむ廻遊式庭園です。池を中心に、中国風あずまやの六角堂など随所に琉球独特の工夫が施されています。2000年にはユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録されています。
- 沖縄 世界遺産 玉陵
- 玉陵は、「たまうどぅん」と読みます。1501年王家の遺骨を改葬するために築かれました。墓室は三つに分かれ、洗骨前の遺骸を安置する部屋や、洗骨後の王と王妃を葬る用途で分けられています。2000年には世界遺産に登録され、2018年には建造物として正式に国宝に指定されました。
- 沖縄 世界遺産 今帰仁グスク桜まつり
- 世界遺産・今帰仁(なきじん)城跡で開催される桜まつりは、城壁の幻想的なライトアップや、城内への参道をろうそくの明かりで彩るグスク花あかりなど、夜桜が有名です。沖縄の桜は寒緋桜(カンヒザクラ)。濃いピンクの可憐な花です。城址と月と桜は何とも言えぬ雰囲気を醸し出します。
- 山梨 忍野八海
- 富士山の伏流水に水源を発する湧水池、その代表的な湧水池が忍野八海です。富士山の雪解け水が数十年の歳月をかけてろ過され、澄み切った水となり湧く忍野八海は、美しく神秘的であり、移り変わる四季に彩られた富士を水面に映しこむ姿は訪れた人々を魅了します。
- 奈良 日本三大桜名所 吉野山の桜
- 『咲く花を散らさじと思ふ 御吉野は 心あるべき春の山風』と詠んだのは徳川家康。
心ある吉野の風ならば、咲いている花を散らすことはあるまい・・・桜が咲き乱れる光景に、そう願わずにはいられないほど、吉野の桜は人の心を惹きつけてやみません。桜を愛する心は日本人の中にどの時代も息づいています。
- 和歌山 那智の田楽
- 那智の田楽とは、熊野那智大社例大祭や那智の火祭で奉納される民俗芸能です。国の重要無形民俗文化財であり、ユネスコの無形文化遺産でもあります。那智の田楽は合計12名で行われるもので、演目は22曲、合計40分に及びます。600年以上の歴史を持つ芸能であり、地元の人々を中心とした那智田楽保存会によって伝承されています。
- 奈良 金峯山寺
- 白鳳年間に役行者が創建したと伝わる修験道の聖地。ご本尊は蔵王権現で、秘仏の蔵王権現立像三体は、2012年より10年間、春と秋の特別開帳時に拝見できます。立ち並ぶ3体の仏像は、見るものの煩悩を焼き払うが如く気炎を上げ、仏の慈悲を表すその青き肌は、400年という時の経過を感じさせない鮮やかさです。
- 奈良 吉水神社
- 天武天皇の白鳳年間創建と伝わる古社。源義経、豊臣秀吉と縁の深い神社で、それぞれにまつわる多くの宝物が展示されています。特に桜の季節は圧巻の一言で、ここから見る桜は『一目千本』、一目で千本の桜が見渡せると言われています。境内では「男みくじ」「女みくじ」という縁結びにちなんだおみくじを引くことができます。
- 和歌山 世界遺産 補陀洛山寺
- 補陀落山寺は天台宗の寺院です。補陀落というのは、サンスクリット語で観音浄土を示しています。境内はユネスコ世界遺産の一部として登録されています。補陀落山寺は、補陀落渡海と呼ばれる修行の出発点の寺で、平安期から江戸期には、全長わずか6mほどの渡海船に乗り、観音浄土を目指す帰らぬ旅に出ていたと言われています。