- 貴船神社 七夕笹飾り
- 貴船神社は、京都の山間部に位置し、京の奥座敷とも呼ばれる場所です。鴨川の源流である貴船川や緑豊かな自然により、夏場でも清涼感に溢れる場所です。貴船神社では毎年7月に夜間特別参拝を実施しています。七夕飾りをライトアップして美しい夏夜を楽しむイベントです。境内を淡く彩る笹と短冊が参拝客を迎えてくれます。
- 舞妓
- 舞妓の歴史は300年前の江戸時代へと遡ります。北野天満宮や八坂神社への参拝で集まる人々に、お茶や団子を出す茶屋がお料理を出し、宴席が開かれるようになると、そこで働く女性たちは舞を踊り、三味線を引くなどしたのが舞妓の始まりです。舞妓とは芸で身を立てる芸妓になるための修行中の20歳頃までの女性を指します。
- 有田焼
- 有田焼は、17世紀初頭朝鮮人陶工・李参平らによって有田町の泉山で発見された陶石を使い日本で初めて焼かれた磁器で、400年の伝統と技法を守りながら製造されている日本を代表する伝統工芸です。透き通るような白い磁肌と華やかで美しい絵付けが特徴で、耐久性も高く、美術品から日用品まで様々なものが生産されています。
- 別府竹細工
- 「別府竹細工」として伝統的工芸品の指定を受けている別府の竹製品は、室町時代に行商用の籠を作って売り出したのが始まりとされています。主に県内に産する良質のマダケを主材料とし、200種類ほどの高度な竹編み技術によって、花籠、盛かごを中心に日用品やバッグなど繊細で美しい製品が幅広く生産されています。
- 阿波しじら織り
- 阿波しじら織は、シボという独特の凹凸による縮れような感触が特徴で、縦糸と横糸の本数と組み合わせによる張力差によりシボが生み出されています。阿波阿宅村の織女“海部ハナ”が雨に濡れそぼって縮んだ布に出来た凹凸をヒントに苦心研究の末考案したといいます。
- 博多祇園山笠
- 博多祇園山笠は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている700年以上の伝統ある祭りです。祭りの最終日に行われる「追い山」では重さ1トンにも及ぶ舁き山笠が夜明けの博多の町を疾走します。舁き手たちの「オイサ!」の掛け声を聞きつけ、沿道では勢水が打ちまかれます。びしょ濡れになりながら駆け抜ける山笠の姿は圧巻です。
- 浦和の鰻
- 土用の丑の日に食べられる鰻は日本を代表する食文化です。武士の文化の関東では腹から捌くことはせず背中から捌きます。また料理法も関東は蒸し、関西は蒸さずに焼き上げます。全国に鰻の名所はたくさんありますが、浦和もそのひとつ。古くは中山道を行きかう人たちがわざわざ寄った200年の歴史をもつ鰻です。
- 仙台七夕まつり
- 仙台七夕は、伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれています。旧暦の7月7日、現在の8月に行われます。星祭りの優雅さと飾りの豪華絢爛さを併せ持つお祭りとして、期間中は街中が色鮮やかな七夕飾りで埋め尽くされ、毎年200万人を超える観光客が集まります。
- 胴腹滝
- 遊佐町は町中のいたるところから湧水が出ます。その中でも遠方からもおいしい水を求めて、人々が集う場所が胴腹滝です。「胴腹滝」という名前は、鳥海山の伏流水が山腹から湧き出している様子を、身体の「どうっぱら」から湧き出しているという例えで名づけられ、このことから安産の神としてもあがめられています。
- 戸隠神社・一
- 古来より信仰の場として崇敬を集めてきた戸隠神社。奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。随神門から奥社へと続く参道には、約300本の杉の大木が並木を作り、美しく、幻想的な風景を見ることができます。新緑の溢れる季節の美しさもちろん、雪化粧を施した姿も神秘的でおすすめです。
- 天神祭
- 天神祭は1000年以上続く日本の三大祭りのひとつです。学問の神様である菅原道真の命日付近に行われるもので、道真公にちなんだ梅鉢形に開く花火などが打ち上げられます。奉納花火の打ち上げ数は約5000発。天神祭では3000人もの行列によってなる陸渡御と、100隻もの船が水上を渡る船渡御が行われ、祭りの見所となっています。
- 塩竈みなと祭
- 塩竈みなと祭は、「管絃祭」「貴船まつり」と合わせて、日本三大船祭りとされているものです。毎年、海の日に開催され、神輿が市内を練り歩いた後、塩竈港から御座船に乗り入れて海上を回ります。海上では100隻を超える漁船が大漁旗をあげて追随し、太鼓や笛で盛り上げます。パレードや花火などもあり、見所満載の祭りです。