- 奈良 日本三大桜名所 吉野山の桜
- 『咲く花を散らさじと思ふ 御吉野は 心あるべき春の山風』と詠んだのは徳川家康。
心ある吉野の風ならば、咲いている花を散らすことはあるまい・・・桜が咲き乱れる光景に、そう願わずにはいられないほど、吉野の桜は人の心を惹きつけてやみません。桜を愛する心は日本人の中にどの時代も息づいています。
- 長野 野尻湖
- 妙高戸隠連山の東側に位置し、湖水の向こうには黒姫山や斑尾山を望む高原にある湖です。ナウマン象の化石が出土したことでも有名で近くには博物館も。清らかな高原の風に吹かれながら進む先には小さな弁天島浮かび、そこには赤い鳥居が立派な宇賀神社があります。
- 高知 仁淀川 紙のこいのぼり
- 高知県にある仁淀川では、毎年5月、特産品である不織布を使って作られた紙こいのぼりが清流を泳ぎます。仁淀川橋の上から眺めることの出来る鮮やかなこいのぼりは、約300匹。空ではなく水中を泳ぐこいのぼりが、爽やかな初夏の訪れを感じさせます。その他にも、川舟の体験や吾北清流太鼓の演奏などを楽しむこともできます。
- 愛知 豊川稲荷
- 豊川稲荷は曹洞宗の寺院で、正式名は妙厳寺です。境内に祀られている秘仏が稲穂を抱え白狐に跨った吒枳尼真天であることから、商売繁盛などを司る稲荷の名で呼ばれます。また、日本三大稲荷のひとつとされていて、境内には1000体の狐像が並ぶきつね塚があります。杮葺きの山門は迫力があり、パワースポットとしても有名です。
- 愛知 豊橋手筒花火
- 手筒花火とは、約1mほどの竹筒に火薬を詰め、それを人が直接抱えた状態で火を吹き上げる花火のことを指します。愛知県の吉田神社が発祥の地とされていて、毎年「豊橋祇園祭」や「豊川手筒まつり」と呼ばれる夏祭りなどで多種多様な手筒花火が披露されています。降り注ぐ火の粉を物ともせず、花火を打ち上げる勇姿は圧巻です。
- 群馬 妙義山
- 妙義山は、赤城山、榛名山と共に上毛三山のひとつとして数られる、群馬県を代表する山です。また、奇岩や怪石が立ち並ぶ様相から、日本三大奇景のひとつにも数えられています。荒々しく尖った岩々は火山活動による溶岩体からできたもので、それぞれ、ロウソク岩・大砲岩・虚無僧岩などユニークな名前が付けられています。
- 青森 恐山
- 恐山は下北半島にある活火山で、高野山、比叡山とあわせて日本三大霊山と呼ばれています。また、恐山を中心とした地域は国定公園にも指定されていて、美しい宇曽利湖や極楽浜を見ることもできます。。恐山は、死者の御霊を呼び寄せる「口寄せ」を行うイタコがいることで有名なだけでなく、硫黄温泉としても人気があります。
- 熊本 山鹿灯籠浪漫 百華百彩
- 明治、大正の時代に和傘の一大生産地として知られた山鹿温泉郷。そんな時代を思わせる色とりどりの和傘や竹を使った優しい光が冬の温泉街を照らします。街のあちこちに飾られた光のオブジェは夕暮れの訪れとともに、人の手で1つまた1つと火が灯され、気がつけば街中が暖かい光とたくさんの笑顔で包まれていきます。その様はまさに百華百彩です。
- 三重 花窟神社
- 花窟神社は伊弉冉尊と、その子である火の神、軻遇突智尊を祀っている場所で、日本最古の神社として世界遺産に登録されています。また、熊野三山信仰よりも前からある聖地としても有名です。年に2回例大祭が行われ、日本一長い大綱を御神体から御神木へと渡します。これは御綱掛け神事と呼ばれ、無形文化指定がされています。
- 三重 丸山千枚田
- 丸山千枚田は、標高736mに及ぶ白倉山の南西斜面を利用した棚田群です。高低差160mの斜面に約1340枚の棚田が並びます。日本の棚田百選にも選ばれており、大小さまざまなサイズの田が重なり合っています。毎年6月~7月には虫送りが催され、1300本余りの火が田に灯されます。日が沈むと幻想的な明かりが山の斜面を照らします。
- 宮城 塩竈みなと祭
- 塩竈みなと祭は、「管絃祭」「貴船まつり」と合わせて、日本三大船祭りとされているものです。毎年、海の日に開催され、神輿が市内を練り歩いた後、塩竈港から御座船に乗り入れて海上を回ります。海上では100隻を超える漁船が大漁旗をあげて追随し、太鼓や笛で盛り上げます。パレードや花火などもあり、見所満載の祭りです。
- 富山 高岡大仏
- 高岡大仏は、大佛寺にある全長15m以上の青銅製の阿弥陀如来坐像です。大仏が座る台座部分の内側には回廊があり、地獄絵などが展示されています。高岡市指定有形文化財にも登録されており、1900年に焼失した木造大仏の頭部も保管されています。奈良大仏、鎌倉大仏と並ぶ日本三大仏であり、端整な顔立ちの大仏として有名です。