- 若狭 蘇洞門
- 蘇洞門は若狭湾国定公園に含まれる海岸景勝地で、全長約6㎞に及び「若狭蘇洞門」の名で国の名勝に指定されています。蘇洞門は、花崗岩が波に浸食されて柱状に形成されたもので、海蝕洞である大門、小門、夫婦亀岩、獅子岩、唐船島などと呼ばれる自然岩の見所が多くあります。遊覧船で奇岩を間近に観賞することも可能です。
- 福井 丸岡城
- 丸岡城は安土桃山時代に建造された城で、現在は天守閣だけが残っており、重要文化財に指定されています。城の周囲には400本の桜が植えられており、4月には城下で丸岡城下桜まつりが開催され、桜の花に埋もれる美しい天守閣を見ることができます。天守石垣そばには一筆啓上の日本一短い手紙の碑があります。
- 福井 越前大仏
- 越前大仏は臨済宗妙心寺派の寺院である大師山清大寺にある大仏で、出世大仏とも呼ばれています。大仏の身の丈は17mにも及び、奈良の大仏を上回る大きさです。寺は昭和62年に実業家である多田清氏の願いで建立されたものです。また、境内の五重塔は高さ75mの鉄筋コンクリート造りで日本最大規模であると言われています。
- 石川 能登 九十九湾
- 九十九湾は大小の入り江から成り立つリアス式海岸で、日本百景のひとつに数えられています。海岸線は折れ曲がりながら13㎞にも及び、複雑な形状から生まれる入り江が九十九あるとしてこの名が付けられました。能登半島国定公園にも指定され、透明度の高い穏やかな海で有名です。湾の中央には蓬莱島という小さな島もあります。
- 青森 種差海岸
- 種差海岸は太平洋に面する海岸で、三陸復興国立公園の中にあります。国の名勝に指定されていて、天然芝生の美しい広場が海に向かって広がります。海岸付近には650種を超える植物が自生しており、中には準絶滅危惧種に指定されているものもあります。海岸沿いの遊歩道は約5.2㎞続き、日本の遊歩道百選に選ばれています。
- 石川 能登 見附島
- 見附島とは、海岸から約150m離れている小島で、その名は空海が付けたと言われています。起伏の少ない菱形をした島で、外見が軍艦に似ていることから軍艦島とも呼ばれます。島までは海の上に並べられた石の上を渡っていきます。島の頂上部には縁結びと海難の神を祀る見附神社があり、海上鳥居が神秘的な姿を見せてくれます。
- 長崎 出島
- 出島は江戸時代に造られた人工の島です。
当時は海に迫り出す扇型をしており、ポルトガルやオランダとの貿易拠点となったり、キリスト教会が建てられたりしました。明治時代以降、湾岸整備により陸続きとなりましたが、現在では当時の面影を取り戻そうと出島の復元作業が進んでいます。和洋混合の港町として人気のスポットです。
- 和歌山 世界遺産 補陀洛山寺
- 補陀落山寺は天台宗の寺院です。補陀落というのは、サンスクリット語で観音浄土を示しています。境内はユネスコ世界遺産の一部として登録されています。補陀落山寺は、補陀落渡海と呼ばれる修行の出発点の寺で、平安期から江戸期には、全長わずか6mほどの渡海船に乗り、観音浄土を目指す帰らぬ旅に出ていたと言われています。
- 山形 鳥海山 丸池様
- 鳥海山の麓にひっそりとたたずむ「丸池様」。この神秘の泉は、透明度の高い湧水が絶えず循環しているために、木も朽ち果てることなくずっと沈んでいます。水の色は幻想的なエメラルドグリーンで、光の加減により微妙に色を変えます。鳥海山大物忌神社の境内地であるため手つかずの社叢が残っています。
- 北海道 富良野 日の出ラベンダー園
- 上富良野町の日の出公園は、恋人の聖地と呼ばれています。また、富良野で最初にラベンダーの栽培をはじめた地でもあり、園内には記念碑も残されています。展望台からはラベンダー畑と共に十勝岳連邦を間近に眺めることができます。展望台にある真っ白なアーチ型のモニュメント「愛の鐘」では結婚式が行われる日もあります。
- 北海道 タウシュウベツ川橋梁
- タウシュベツ川橋梁は糠平湖にかかる旧国鉄士幌線のコンクリート造りの橋です。アーチ型の橋はまるで古代ローマの水道橋のような佇まいで、全長は130mにも及びます。湖の水かさが増える6月頃には水の底に沈み始め、夏場は完全に水底の橋となります。冬になると凍結した湖面に再び姿を現すことから幻の橋とも呼ばれています。
- 北海道 美瑛 マイルドセブンの丘
- マイルドセブンの丘は、昭和53年に煙草ブランド「マイルドセブン」のCM撮影がされたことから、この名がつきました。麦畑の斜面に横一列に並ぶカラマツ林、丘の上から眺めるパノラマの風景、ポプラの兄弟木、また丘の裏側部分も尾根が交差していて美しく、見所満載のスポットです。丘を巡るサイクリングツアーなどもあります。