- 小諸城址 懐古園の桜
- 小諸城址懐古園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれている桜の名所です。
400年前の当時の姿で残されている苔むした野面石積みの石垣と、桜のコントラストが風情あふれる風景を作り出します。石垣を登れば、眼下に見える馬場は、桜で埋め尽くされ、さながら〝桜の雲海〟といえる風景が広がります。
- 東後畑の棚田
- 東後畑の棚田は「日本の棚田百選」に選ばれています。棚田の向こうの日本海に涼む夕日は、海原をきらきらと煌めかせます。
- 秋吉台
- 秋吉台は500~600m級の山脈に囲まれて盆地状の日本最大のカルスト台地で、主として古生代の石灰岩からなり、台地の地下には雨水によって侵食された鍾乳洞が多数散在しています。
- 小湊鉄道飯給駅
- 小湊鉄道にある飯給(いたぶ)駅は、普段は1日の降りる方が5人程度の小さな無人駅ですが、地元のボランティアの方たちの見事な手入れで、明るくかわいい駅になっています。桜の時期には、駅前の田んぼに桜と列車が映り込み、のどかで美しい風景が見られます。世界一広いトイレ(女性用)もあります。
- 小湊鉄道飯給駅 桜ライトアップ
- 小湊鉄道飯給(いたぶ)駅の桜のライトアップは、駅前の田んぼに列車と桜が映り込み、日が沈むとまるで物語の中に迷い込んだような風景になります。ゆっくりとホームに滑り込んでくる列車は、走り出して、そのまま星空に上っていきそうな、とても幻想的な情景です。
- 高田城址公園の桜
- 高田城址公園には約4000本の桜があると言われています。夜になると三重櫓と桜がぼんぼりの明かりに映え、お堀の水面にうつる様は日本三大夜桜の一つにも数えられています。約300m続く桜のトンネル「さくらロード」は圧巻です。開花シーズンにはぼんぼりが点灯し、高田城三重櫓とさくらロードが幻想的な雰囲気を醸し出します。
- 高遠城址公園の桜
- 高遠城は武田信玄の家臣であった山本勘助が縄張りとした堅城でした。ここに咲く高遠小彼岸桜は天下第一の桜と言われ、小振りでピンクの可憐な花を咲かせます。
園内の高遠閣は、国の登録有形文化財にも指定されている風情のあるたたずまいの休憩所で、ガラス窓まで迫る桜を鑑賞できる絶好のポイントです。
- 茨城 真岡鐵道のSL
- 1970年の旧国鉄時代に真岡線から姿を消したSLは1993年地域活性化のために復活を遂げました。今では小型のC11とC12型蒸気機関車を中心に栃木県茂木駅と茨城県の下館駅41.9kmを毎週末走っています。また真岡鐵道の春には桜のトンネルを、秋には線路を囲うコスモスと、田園風景を走っていくその懐かしい風景も魅力の1つです。
- 福島 日本三大桜 三春滝桜
- 三春滝桜は日本三大桜のひとつに数えられています。大正11年、桜の木としては初めて日本国の天然記念物に指定されました。1000年以上の長きに渡り、人々に愛され守り続けられ、今もなお息を飲むほどの美しさを保ち続けています。開花期には薄紅色の花を綻ばせ、枝を優雅に垂れ下げます。まさに流れ落ちる滝のような風情です。
- 福島 会津 桜の鶴ヶ城
- 1000本の桜は、明治41(1908)年に歩兵第65連隊が若松に誘致されたことを記念して植樹されたもので、全国唯一の赤瓦の城が咲き誇る桜に包まれる様は、桜の名所として訪れる人たちを魅了します。
- 菜の花と小湊、いすみ鉄道
- 房総半島の春、といえば桜はもちろんですが、そのコントラストが映える美しい菜の花を愛でることができるのがいすみ鉄道です。大原駅から上総中野駅26.8kmまで約50分の間で金色に輝くような菜の花に囲まれて旅を楽しむことができます。まるでその田園風景ががムーミン谷を思わせることからムーミン列車も走っています。
- 吉野山の桜
- 『咲く花を散らさじと思ふ 御吉野は 心あるべき春の山風』と詠んだのは徳川家康。
心ある吉野の風ならば、咲いている花を散らすことはあるまい・・・桜が咲き乱れる光景に、そう願わずにはいられないほど、吉野の桜は人の心を惹きつけてやみません。桜を愛する心は日本人の中にどの時代も息づいています。