紅葉
- 京都 知恩院 ライトアップ
- 知恩院の歴史は浄土宗の開祖、法然上人が吉水に草庵を結んだことに始まります。法然亡き後、弟子によって現在の基礎となる諸堂が興され、菩提所とした徳川家康から三代に渡り、国宝や重要文化財である幾つもの建物が築かれ、見事な現在の伽藍となりました。また季節ごとにその表情を変える二つの庭は素晴らしく、その風情に訪れる人々は心奪われます。
- 京都 嵯峨野トロッコ列車と紅葉
- 京都嵐山駅のお隣、嵯峨野駅から走るトロッコ列車は、廃線に伴いぼろぼろになっていた線路を、保津川の美しい景観を知って欲しいと1990年に整備したものです。整備の折には桜や楓が植えられ、今では季節ごとに人々を楽しませます。ディーゼル機関車のゆっくりした走りから見渡す景観は人々の努力によって作られました。
- 京都府立植物園の紅葉
- ここを訪れる人々は、口々に「春が1番」「秋が1番」などそれぞれの季節を1番だと推します。1924年に開園した日本最古の国立植物園である京都府立植物園は総面積は24ha。その広く、ゆったりした雰囲気に、桜や紫陽花に紅葉はもちろん、冬にはイルミネーションも施され、12000種類と言う花や木々が、集う人々の心を潤しています。
- 茨城 袋田の滝 紅葉
- 日本三代名爆や滝百選で一位を獲得したこともある袋田の滝。季節ごとにその表情を変え四度見るべきと言われますが、その秋の景色は一段と賑やかです。イロハカエデやオオモミジが黄色やオレンジ、赤と滝の両脇を彩ります。そしてその間には高さ120m、幅73mの壮大な滝が大きな四段になった岩壁から何本もの白糸のように美しく流れおちます。
- 茨城 竜神大吊橋 紅葉
- 茨城県の奥久慈県立自然公園に位置する竜神峡につくられた竜神ダムの上に竜神大吊橋はかけられました。橋の長さは375m。歩行者専用の橋としては日本最大級の長さを誇り、一度に3,500人もの人が渡っても大丈夫なように設計されています。バンジージャンプを楽しむこともできます。
- 茨城県立歴史館 いちょう並木
- 水戸市にある茨城県立歴史館は、広い敷地の中に旧水海道小学校本館や、移築された江戸時代の農家建築や明治時代の洋風校舎など歴史的な建造物、資料があり、市民の憩いの場として愛されています。秋には黄金色に輝く銀杏並木のトンネルに多くの家族連れが集まります。
- 香川 寒霞渓
- ミシュラン・グリーンガイド四国で一つ星を誇る寒霞渓は、瀬戸内海に浮かぶ小豆島の星ヶ城山と高原の四方指との間にある渓谷です。メインの二つ登山道は面12景、裏8景と、その見所の多さが表されています。渓谷美や奇岩の数々に動植物はもちろん、紅葉や雲海、星空など季節ごとにその趣を変える景観は、ロープウェイでも繋がれており、空からも見下ろすこともできます。
- 東京 立川 国営昭和記念公園のイチョウ
- 立川にある昭和記念公園は、昭和天皇御在位50年の記念で造られた国営公園です。園内には、「かたらいのイチョウ並木」と、「カナールイチョウ並木」があり、シーズンには黄金色の絨毯の銀杏トンネルを見るために、多くの人が訪れます。爽やかな秋晴れの青色とイチョウ並木の輝く黄金色が、美しいコントラストを生み出します。
- 福島 会津 紅葉の鶴ヶ城
- 秋の鶴ヶ城は、会津平野を彼方に囲む山々が紅に染まり、幻想的な姿を見せます。例年10月下旬から色づきが始まり、11月上旬頃までが紅葉の見ごろです。
- 富山 黒部峡谷トロッコ電車
- 黒部峡谷の大自然が楽しめることで人気の鉄道。元々は電源開発の資材を運ぶための電車で、地元の人にとっては「ついで」に乗せてもらう足でもありました。のちに便乗料金を徴収するに至るものの、乗車券には「便乗の安全は保証しません」と書かれていたそう。今は皆に愛される観光列車として安全に黒部渓谷を走り抜けます。
- 新潟 八海山
- 八海山は新潟県にある最高峰1778mの岩峰群で、古くから霊山とされている他、越後三山や日本200名山のひとつともされています。八海山には全長2217mのロープウェイで登ることができ、高所から眺める四季折々の大パノラマ、紅葉や雪景色などが人気です。快晴の日には上信越の山々の他、日本海や佐渡島を臨むこともできます。
- 新潟 奥只見の紅葉
- 奥只見湖は日本屈指の人造湖(ダム)で昭和35年に完成しました。江戸時代には銀が採掘されていたことから別名「銀山湖」とも呼ばれています。日本紅葉の名所100選に選ばれている新潟屈指の紅葉スポットで、シーズンになるとブナの原生林の黄葉や茶葉、カエデ系の赤、紅、紫、朱、など色鮮やかな紅葉を楽しめます。