- 滋賀 比叡山延暦寺
- 延暦寺は標高848mに位置し、比叡山全域を境内とする壮大な寺院です。平安時代、最澄により開かれた天台宗の本山にあたり、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
山内は「東塔」「西塔」「横川」の3域に区分され、それぞれに本堂があります。国宝殿では寺に伝来する仏像や仏画などの文化財を間近に見ることも出来ます。
- 京都 瑠璃光院 春 青もみじ
- 山門をくぐると木漏れ日の美しさに光る苔の緑が迎えてくれます。数寄屋造りの本堂の二階にあがると、大きく開けたガラス戸の向こうに一面の紅葉。春は新緑の青い世界が室内の家具にも映り込み、さらに鮮やかな世界が広がります。飛鳥時代に天武天皇が、八瀬の風呂釜で傷を癒したとされる頃から、人々の保養地であったと言います。
- 福井 大本山永平寺
- 除夜の鐘で有名な永平寺は日本曹洞宗の大本山です。1244年、道元禅師により坐禅修行の道場として開かれました。33万㎡の敷地には70を超えるお堂と楼閣が建ち並びます。
230枚の日本画が埋め込まれた美しい絵天井、欄間の精巧な彫刻など見所が満載です。吉祥閣と呼ばれる道場では、坐禅や写経の体験をすることもできます。
- 新潟 佐渡 竜王洞
- 竜王洞は海底溶岩の浸食によってできた溶岩洞窟です。天気の良い日には、日差しを受け淡く光ることから佐渡版の青の洞窟と呼ばれています。
シーカヤックやモーターボート、または徒歩で、ひんやりとした空気に満ちた洞窟内に入ることができます。洞窟内を散策すると、地球の内側を見ているような気分を味わうことができます。
- 新潟 佐渡 清水寺
- 清水寺(せいすいじ)は、808年に京都の清水寺を模して建立されたとされる寺です。天高くそびえる杉並木が優しい木陰を作り出し、古寺全体を守るように包み込んでいます。
清水寺に祀られている観音像は33年毎に開帳される秘仏です。また、観音像と共に佐渡七福神にも数えられている延命善哉寿老尊天も祀られています。
- 神奈川 箱根 芦ノ湖
- 芦ノ湖は神奈川県内最大の湖です。毎年正月に開催される箱根駅伝の往路ゴール、復路スタート地点としてもよく知られています。芦ノ湖には双胴船と呼ばれる展望甲板を持つ遊覧船が運航しており、湖の上から豊かな自然を満喫することができます。また、湖上に浮きたつ箱根神社の平和の鳥居を眺めることもできます。
- 神奈川 箱根神社節分祭
- 箱根神社では、2月の節分の日に鬼退治の節分祭を執り行います。これはその昔、宮中で行われていた追儺式、金太郎伝説の鬼やらいという儀式に由来している行事です。まだ雪の残る凛とした空気の中、伝統的な儀式はもちろん、水上スキーを使った鬼退治の豆まきも行われています。
- 京都 金戒光明寺
- 浄土宗の開祖である法然によって建てられた光明寺は、江戸の終結差し迫る頃、京の守護職として任ぜられた会津藩の本拠地、黒谷本陣でもありました。その会津候の元で働いた新撰組の隊士たちの多くがこの地に眠ります。光明寺は全ての建物が西側を望み、そこにあるのは京の町と夕日。春には桜が咲き、人々が集う場所です。
- 青森 世界遺産 白神山地 青池
- ブナ林の散策道を進むと辿り着く、青池は世界遺産白神山地にある、十二湖の一つです。インクを垂らしたようだと評される湖面を覗き込むと、落ちた木々や小さな魚が見えます。
その澄んだ湧き水に水深9mの深さは感じられず、手が届きそうです。季節や光の角度で色を変えていく、その青は大自然の装いも相まって時が立つのを忘れさせます。
- 島根 太鼓谷稲成神社
- 1773年、京都の伏見稲荷大社を勧請したのが、この「太皷谷稲成神社」の始まりで、日本五大稲荷のひとつとして数えられています。
境内には、油揚げと蝋燭をお供えできる拝礼所が4ヶ所あり、すべての御供物台に油揚げをお供えし、また、すべての燭台に蝋燭を立て火を灯す、”四ヶ所参り”と呼ばれる独自の参拝方法があります。
- 島根 世界遺産 羅漢寺
- 銀山で亡くなった人々の霊と、先祖の霊を供養するため建立された「羅漢寺」。境内には、五百羅漢や大宝筐印塔などの文化財があります。羅漢寺の本堂には、降三世明王、大元帥明王、阿弥陀如来が祀られています。本堂の天井絵には鳴き龍が描かれており、これは、その昔石見銀山で暴れていた龍を、退治して封印したものと言われています。
- 島根 世界遺産 五百羅漢
- 羅漢とは、仏教において悟りの境地に至り、人々から尊敬や施しを受けるに値する聖者のこと言います。羅漢寺の中には501体の石仏が安置されており、そのどれもが違った表情や姿勢をしています。そして、そのことから、亡くなった父や母、わが子の面影に会えると言われています。