- 石川 九谷焼
- 九谷焼は日本を代表する色絵磁器のひとつで、特徴は、「呉須(ごす)」とよばれる黒色で線描き(骨描き)し、「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色での絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法です。
絵柄は山水、花鳥、など絵画的で大胆な上絵付けがなされており、力強い印象を与えます。
- 宮城 伝統こけし
- 江戸時代中期以後に、東北地方の温泉土産として生まれたものと伝えられています。
伝統こけしの魅力は、もっとも簡略化された造形美に加え清楚で可憐な姿にあるといわれ、独特の形、模様を通して今日に受け継がれています。
- 岡山 蒜山とがま細工
- 岡山県の西北部・鳥取県境に沿って連なる上蒜山、中蒜山、下蒜山の3山を一口に「蒜山三座」と呼んでいます。
がま細工は防水性・保湿性に優れた「がま」を丁寧に編みあげて作る草履や手提げ、雪靴などの生活用具。
蒜山地域に伝わる伝統技術です。
- 和歌山 紀州へら竿
- 紀州へら竿は、真竹・高野竹・矢竹という3種類の天然の竹を原料とし、それらを組み合わせて釣り竿にします。
1本の釣り竿になるまでに細かい作業を含めると130もの工程が必要で、竿を完成させるのに、半年以上の製作期間を要します。
- 和歌山 紀州漆器
- 紀州漆器は、山中漆器や会津漆器と共に「日本三大漆器」に数えられています。
紀州漆器の歴史は古く、室町時代より作られています。
椀や膳、盆など一般家庭用の生活用具もこの頃から生産されています。
- 滋賀 信楽焼と信楽駅
- 笠をかぶり、首を傾げ、徳利をもつ狸を置物は信楽焼の代表です。
他を抜く「たぬき」は、商売繁盛、金運UP、紹運、開運の縁起物として玄関先などに置かれています。
信楽駅ではたくさんの狸たちが迎えてくれます。