- 岩手 南部鉄器
- 南部鉄器は日本を代表する伝統民芸品です。
その重厚なデザインと優れた機能は海外でも認められ高い人気を誇っています。
食材が焦げ付きにくくなる砂目模様。ムラの出にくい温度。不足しがちな鉄分を補給できる、などなど多くの特長を持っています。
- 千葉 とんぼ玉
- とんぼ玉とは穴のあいた色ガラスの玉に、いろいろな模様をつけたもので、古代文明の昔から現代に至るまで作り続けられており、ペンダントや根付けなどの装飾品に使われてきました。
- 福島 会津漆器
- 縁起の良い意匠や多彩な加飾の美しく、渋味のある「鉄錆塗」、もみ殻をまいて模様を出す「金虫喰塗」、木目の美しい「木地呂塗」、美しい塗肌の「花塗」など様々な技法が特徴です。
- 福島 会津 赤べこと起上り小法師
- かわいらしく首を振る赤べこは、赤い牛の張子人形で、子どもの魔避けとして用いられてきました。
起き上がり小法師は会津を代表する縁起物で、転んでもすぐに立ち上がるところから、粘り強さと健康のシンボルとして縁起がいいとされています。
- 福島 会津 ビードロ
- ビードロはガラスを意味するポルトガル語からきています。目にも涼やかなガラス工芸は日本の夏を彩ります。水に浮かべて、風に揺らせて、涼を楽しみます。
- 福島 会津絵ろうそく
- 会津におけるろうそくの歴史は古く、今から500年ほど前、時の領主が漆の植樹を奨励したことに始まったといわれています。1本1本に菊、牡丹、藤などの季節の草花が色鮮やかに描かれている色鮮やかな会津絵ろうそくの製造はすべてが手作業で行なわれています。
- 神奈川 箱根寄木細工
- 寄木細工は、自然の木の色を組み合わせて模様を作る、緻密な手工芸です。秘密箱は箱の側面を順番通りにスライドさせると開ける事ができます。スライドさせる回数が多くなるほど難しくなります。
- 香川 丸亀うちわ
- 江戸初期に、金刀比羅宮参拝客への土産物として、朱赤地に「丸金」印が入った、渋うちわが売り出されたことが始まりで、柄と骨が一本の竹で作られているのが特徴です。
- 金沢 金箔工芸
- 10円硬貨ほどの大きさの地金を、畳4枚分にまで延ばす職人技から生み出される金沢箔は全国シェアの98%を占めているほどです。繊細な作業を経た金沢箔は仏壇や金屏風、西陣織、漆器など多くの工芸品や美術品などに用いられています。
- 秋田 曲げわっぱと樺細工
- 樺細工は山桜の樹皮を使用した、樹皮の模様と深く渋い独特の光沢が特徴的な工芸品です。
曲げわっぱは秋田杉の板を曲げて成形する技法で、木の弾力性が活かされながら、軽量性を備えています。
- 富山 高岡漆器
- 高岡漆器は、加賀藩主二代目前田利長が日常生活品を作らせたのが始まりです。その後多彩な色漆を使って立体感を出していく彫刻塗、錆絵(さびえ)、螺鈿(らでん)、存星(ぞんせい)等多彩な技術が生み出されました。グラスに日本酒を注ぎ入れれば、螺鈿の輝きが万華鏡のように広がります。
- 福岡 博多人形
- 博多人形は、繊細で豊かな表情や、そして素焼き人形とは思えない美しい曲線美を持っており、特に美人ものでその特徴が活かされてます。歴史は古く、17世紀の初めから、鬼瓦の細工物から焼き物作りの技法を学んだ職人が、作り始めたと言われています。