- 長野 小諸城址 懐古園の桜
- 小諸城址懐古園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれている桜の名所です。
400年前の当時の姿で残されている苔むした野面石積みの石垣と、桜のコントラストが風情あふれる風景を作り出します。石垣を登れば、眼下に見える馬場は、桜で埋め尽くされ、さながら〝桜の雲海〟といえる風景が広がります。
- 長野 小諸 布引観音 釈尊寺
- 布引観音 釈尊寺は、牛にひかれて善光寺の舞台となった寺でもあります。信心のない老婆が、牛を追いかけるうちに、善光寺に至り、のちに厚く信仰したという話で、これが「思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれること」を表わす諺に転じたといわれています。観音堂は断崖絶壁にかかり、眺望は遠く浅間山まで見通すことができます。
- 軽井沢プリンスホテルの桜
- 軽井沢プリンスホテルの敷地内にはソメイヨシノやシダレザクラなど、約300本の桜がありますが、特にウエストの池のほとりを囲む桜は見事です。
開花時期が4月下旬から5月上旬と遅いため、他の地域では終わっている頃、年によってはゴールデンウィークまで桜を楽しむことができます。
- 千葉 房総 小湊鉄道飯給駅
- 小湊鉄道にある飯給(いたぶ)駅は、普段は1日の降りる方が5人程度の小さな無人駅ですが、地元のボランティアの方たちの見事な手入れで、明るくかわいい駅になっています。桜の時期には、駅前の田んぼに桜と列車が映り込み、のどかで美しい風景が見られます。世界一広いトイレ(女性用)もあります。
- 千葉 房総 小湊鉄道飯給駅 桜ライトアップ
- 小湊鉄道飯給(いたぶ)駅の桜のライトアップは、駅前の田んぼに列車と桜が映り込み、日が沈むとまるで物語の中に迷い込んだような風景になります。ゆっくりとホームに滑り込んでくる列車は、走り出して、そのまま星空に上っていきそうな、とても幻想的な情景です。
- 東京 上野恩賜公園の桜
- 上野の山は、江戸時代から桜の名所として知られていました。天海僧正が吉野山から移植させたといわれ、約800本の桜が園内を彩ります。ソメイヨシノだけでなく40種以上の桜が楽しめます。公園中央の桜通りが有名ですが、不忍池、国立博物館もとてもきれいです。
- 東京 隅田公園 東京スカイツリーと桜
- 隅田公園は隅田川沿い、浅草側と左岸の向島にあります。夏の隅田川花火大会が有名ですが、春は東京スカイツリーと桜のコラボレーションのベストスポットでもあります。公園内の庭園は水戸徳川邸内の池などを利用して造られています。関東大震災後で屋敷が全壊するまで代々ここに住んでいたと伝えられています。
- 東京 日本橋江戸桜通りの夜桜
- お江戸日本橋、西は常盤橋から東の昭和通りまで、大通りと老舗の路地を桜並木が続きます。江戸時代の市川團十郎のお家芸、助六由縁江戸桜にちなんで名づけられたといいます。特に中央通り西の日本橋三越本店本館、三井本館など石造りの歴史的建造物が建ち並ぶ道はライトアップされてとても美しくなります。
- 東京 皇居 千鳥ヶ淵の雪桜
- 何年かに一度、東京では桜が咲いた後に雪が降ることがあります。2020年にも満開の桜に雪が積もりました。皇居のお濠の深い緑と、桜のピンク、白い雪が幻想的な風景を創り出します。古くから、桜の時期に雪が降ることを「桜隠し」といい、春の季語でもあります。
- 新潟 高田城址公園の桜
- 高田城址公園には約4000本の桜があると言われています。夜になると三重櫓と桜がぼんぼりの明かりに映え、お堀の水面にうつる様は日本三大夜桜の一つにも数えられています。約300m続く桜のトンネル「さくらロード」は圧巻です。開花シーズンにはぼんぼりが点灯し、高田城三重櫓とさくらロードが幻想的な雰囲気を醸し出します。
- 長野 日本三大桜名所 高遠城址公園の桜
- 高遠城は武田信玄の家臣であった山本勘助が縄張りとした堅城でした。ここに咲く高遠小彼岸桜は天下第一の桜と言われ、小振りでピンクの可憐な花を咲かせます。園内の高遠閣は、国の登録有形文化財にも指定されている風情のあるたたずまいの休憩所で、ガラス窓まで迫る桜を鑑賞できる絶好のポイントです。