- 四天王寺
- 四天王寺は日本仏法最初の寺です。593年、聖徳太子に建てられ、1400年以上の歴史を刻んでいます。既存の宗派にこだわらない全仏教的な立場から「和宗」の総本山ともされています。境内では日本最古の建築様式である四天王寺式枷藍配置を見ることも出来ます。他にも宝物館や極楽浄土の庭などがあり、歴史の痕跡を楽しめます。
- 花窟神社
- 花窟神社は伊弉冉尊と、その子である火の神、軻遇突智尊を祀っている場所で、日本最古の神社として世界遺産に登録されています。また、熊野三山信仰よりも前からある聖地としても有名です。年に2回例大祭が行われ、日本一長い大綱を御神体から御神木へと渡します。これは御綱掛け神事と呼ばれ、無形文化指定がされています。
- 高岡大仏
- 高岡大仏は、大佛寺にある全長15m以上の青銅製の阿弥陀如来坐像です。大仏が座る台座部分の内側には回廊があり、地獄絵などが展示されています。高岡市指定有形文化財にも登録されており、1900年に焼失した木造大仏の頭部も保管されています。奈良大仏、鎌倉大仏と並ぶ日本三大仏であり、端整な顔立ちの大仏として有名です。
- 仁風閣
- 仁風閣は、中国地方屈指の明治洋風建築として有名な西洋館で、国の重要文化財に指定されています。木造2階建ての白亜塗りで、フレンチルネッサンス様式を採用しています。2階にあるガラス張りのバルコニーからは池泉回遊式日本庭園である「宝隆院庭園」を一望することができます。大正天皇の御宿所としても利用されました。
- 白兎神社
- 白兎神社は宮白兎大明神とも呼ばれ、白兎神という神様を主神としています。「因幡の白兎」という名で有名な神話の舞台であり、その説話の内容から皮膚病治癒のご利益があるとされています。また、特定の人物との縁結びの神としても有名で、日本初のラブストーリー発祥の地「白兎」として「恋人の聖地」にも認定されています。
- 高台寺
- 1605年(慶長10年)、豊臣秀吉の正室北政所が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院で、方丈には釈迦如来坐像とともに北政所の位牌が祀られています。建立から残る開山堂には、秀吉が使った御座船やねねの御所車の遺材が用いられた天井が現存しています。
- 圓徳院
- 高台寺の塔頭の一つで北政所ねねが晩年を過ごした圓徳院。方丈の室中襖絵「白龍」の奥には釈迦如来立像が祀られ、時期により限定公開されています。伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移した北庭は、桃山時代の代表的な庭園として当時の原型をそのままに留めています。
- 二尊院
- 嵯峨天皇の勅によって慈覚大師円仁が創建した寺院で、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊が祀るため二尊院と呼ばれています。広い参道や石段、築地塀などは春には新緑、秋には紅葉で染まり、風情ある佇まいを見ることができます。
- 南禅寺
- 室町時代に「京都五山」「鎌倉五山」の上に別格として置かれ、日本の禅宗のなかで最も高い格式をもち、歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」で、石川五右衛門が南禅寺の山門の上から満開の桜を眺めて言うせりふ「絶景かな、絶景かな」で有名な三門や、境内を通過するレンガ造りの水路閣などで有名です。
- 嵐山 渡月橋
- 桂川にかかる、京都を代表する景勝地 嵐山渡月橋。この橋を渡るときに振り返ると、恋人たちは分かれ、子供たちの授かった知恵も帰ってしまうと言われています。秋は見事な紅葉に染まります。
- 泉自然公園の紅葉
- 泉自然公園には15種のカエデ類をはじめとする紅葉する木々が約80種あります。特に池の水面に映る紅葉や吊り橋からの眺めは絶景であり、千葉市内一の紅葉の名所となっています。
- 千葉寺の大銀杏
- 一般的に「ちばでら」と呼ばれますが、正式名は「せんようじ」と言い、和銅2年(709年)に創建された千葉市内で最も古いお寺です。境内の大銀杏は創建の翌年に植えられたと伝えられ、市民に愛されています。