- 埼玉 秩父 天空のポピー
- 秩父高原牧場(彩の国ふれあい牧場)の標高500mの広大な斜面に、5月から6月にかけて、約1,200万本のポピーが咲き誇ります。
一面に広がるポピーの赤と、澄み渡る青空とのコントラストは、まさに「天空の」という言葉がふさわしい絶景です。
- 軽井沢レイクガーデン
- 軽井沢レイクガーデンは豊かな湖を取り囲むように、約400種類のバラと300種の宿根草が1年を通して四季折々に美しい表情を見せてくれます。特に6月のバラのシーズンはすべてが色とりどりのバラで彩られ、まるで童話の世界にいるようです。朝はバラの香りのゴールデンタイムと言われ、まるでバラに包まれているような気分になります。
- 長野 内山牧場 大コスモス園
- 標高1200mの高原に秋の風が香る頃、内山牧場のコスモス園は一面の桃色に包まれます。過去、牛の放牧地であった丘陵3haに悠々と咲くコスモスに私たちは息を呑むでしょう。またコスモス畑の背景には荒波を越えていく船のような形から名付けられた荒船山が見えます。どちらも妙義荒船佐久高原皇帝公園内にある絶景です。
- 長野 日本三大桜名所 高遠城址公園の桜
- 高遠城は武田信玄の家臣であった山本勘助が縄張りとした堅城でした。ここに咲く高遠小彼岸桜は天下第一の桜と言われ、小振りでピンクの可憐な花を咲かせます。園内の高遠閣は、国の登録有形文化財にも指定されている風情のあるたたずまいの休憩所で、ガラス窓まで迫る桜を鑑賞できる絶好のポイントです。
- 東京 多摩川台公園の紫陽花
- 多摩川沿いの大田区多摩川台公園には、7種3000株の紫陽花が咲き誇ります。額あじさいは日本原産の花。花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では、額咲きと呼ばれます。花序が球形ですべて装飾花となったおなじみのアジサイは、手まり咲きと呼ばれます。
- 徳島 船窪つつじ公園
- 標高1060mに位置する船底形の窪地に、まるで植栽されたかのように群生している約1200株のオンツツジは、国の天然記念物にも指定されています。樹齢400年を超えるものや、一株から20数本の主幹をもつ巨大なオンツツジも多く、これに匹敵する群落は類をみません。5月中旬から見頃を迎え、山肌一面が燃えるような朱色に染まります。
- 群馬 嬬恋村 湯ノ丸高原のレンゲつつじ
- 浅間連峰の西側に位置する湯の丸高原は、爽やかな亜高山帯気候で「花高原」として親しまれています。6月には天然記念物に指定された60万株のレンゲつつじが赤い花を咲かせ全土を紅く染めます。この高原には季節を通じて1000種類以上の花が咲きます。
- 福島 日本三大桜 三春滝桜
- 三春滝桜は日本三大桜のひとつに数えられています。大正11年、桜の木としては初めて日本国の天然記念物に指定されました。1000年以上の長きに渡り、人々に愛され守り続けられ、今もなお息を飲むほどの美しさを保ち続けています。開花期には薄紅色の花を綻ばせ、枝を優雅に垂れ下げます。まさに流れ落ちる滝のような風情です。
- 山梨 本栖湖 富士芝桜まつり
- 富士五湖のひとつ本栖湖近くの樹海の中に、80万株からなる広大な芝桜の花園が広がります。芝桜が咲く4月中旬〜5月は、まだまだ富士山の5合目以上に残雪が残り、富士山を眺めるには最高のシーズン。しかも富士山麓は新緑真っ盛りです。赤とピンクの絨毯の向こうに、青い空とまだ雪が残る富士山。なだらかな芝桜の花畑は得も言えぬ美しさです。
- 千葉 房総 菜の花と小湊、いすみ鉄道
- 房総半島の春、といえば桜はもちろんですが、そのコントラストが映える美しい菜の花を愛でることができるのがいすみ鉄道です。大原駅から上総中野駅26.8kmまで約50分の間で金色に輝くような菜の花に囲まれて旅を楽しむことができます。まるでその田園風景ががムーミン谷を思わせることからムーミン列車も走っています。
- 奈良 日本三大桜名所 吉野山の桜
- 『咲く花を散らさじと思ふ 御吉野は 心あるべき春の山風』と詠んだのは徳川家康。
心ある吉野の風ならば、咲いている花を散らすことはあるまい・・・桜が咲き乱れる光景に、そう願わずにはいられないほど、吉野の桜は人の心を惹きつけてやみません。桜を愛する心は日本人の中にどの時代も息づいています。
- 静岡 伊豆 修善寺梅林
- 修善寺は平安時代に開かれた禅院で、美しい梅林を有することで知られています。修善寺梅林には、樹齢100年を越える古木から若木を合わせて、20種1000本の紅白梅が植えられています。広さは3haに及び、梅の最盛期である2月初旬から3月中旬に開催される梅まつりでは、露店なども出店し、可憐な花々を観賞することができます。