- 東京 神田祭
- 神田祭は京都の祇園祭、大阪の天神祭と並ぶ日本三大祭りのひとつです。天下祭とも呼ばれ、その名称からは江戸幕府の栄華が窺い知れます。平安時代の衣装を身に纏った人々の大行列「神幸祭」は、平安時代の風情が蘇る印象的な光景。神幸祭の翌日には周辺の町からおよそ100基の神輿が担ぎ出され、神田明神へと向かいます。
- 東京 浅草 酉の市
- 威勢の良い掛け声と手拍子が鳴り響く酉の市は各地の鷲神社や大鳥神社で江戸時代から続く行事です。鎌倉時代、日蓮大聖人が国家の平穏無事を祈ったところ、11月の酉の日に鷲妙見大菩薩が現れたことに由来します。神社に並ぶ縁起熊手は運をかっ込む、福をはき込むと言う洒落で開運招福、商売繁盛を祈った、江戸っ子らしい縁起物です。
- 東京 目黒川の桜
- 春になると一本の川を覆い尽くすかのように桜が咲き誇ります。目黒川周辺は東京らしいお店やビルが立ち並ぶ場所ですが、一本道が変わると景色が一変するのです。大橋から下目黒までのおよそ4kmを彩るのは800本のソメイヨシノ。夜にはライトアップがされ昼間とはまた違う幻想的な光景を楽しむことができます。
- 東京 立川 国営昭和記念公園のイチョウ
- 立川にある昭和記念公園は、昭和天皇御在位50年の記念で造られた国営公園です。園内には、「かたらいのイチョウ並木」と、「カナールイチョウ並木」があり、シーズンには黄金色の絨毯の銀杏トンネルを見るために、多くの人が訪れます。爽やかな秋晴れの青色とイチョウ並木の輝く黄金色が、美しいコントラストを生み出します。
- 東京 上野 入谷朝顔まつり
- 入谷朝顔まつりは、七夕の季節に東京台東区の入谷鬼子母神周辺で行われる祭事です。早朝5時から23時までと、一日中楽しめるこの祭りは、江戸時代後期からはじまりました。道々に並べられる色鮮やかな朝顔の数は12万鉢にも及び、屋台や露店も朝顔に負けじと賑やかに祭りを盛り上げます。夏の風物詩を味わう伝統の祭りです。
- 東京 浅草寺ほおずき市
- 浅草寺のほおずき市は、1日で46000日分の功徳を得られるとされる縁日に合わせて行われるものです。46000日というのは、126年、つまり人間の一生分以上の功徳が得られる日であると言えます。ほおずきは健康祈願や、盆の棚飾りに用いられます。境内には朝から晩まで、ほおずき売りたちの賑やかな声が響き渡ります。
- 東京大神宮 七夕飾り
- 東京大神宮では、毎年7月に七夕祈願祭を行います。これは心願成就と除災招福を願う祭りです。織姫星と彦星が年に一度7月7日の夜に再会するという伝説になぞらえて、短冊に願い事を書き、笹竹に結び付けます。沢山の願いが吊るされた笹竹は東京大神宮の拝殿前に飾られ、夜には幻想的な雰囲気を纏ってライトアップされます。
- 東京 旧古河庭園 春のバラフェスティバル
- 旧古河庭園は、国指定の名勝です。武蔵野台地の地形を活かして造られた異国情緒あふれる敷地内は、小高い丘に洋館が建ち、斜面には洋風庭園が、低地部分には日本庭園が配されています。
元々は陸奥宗光公の邸宅だった場所が英国人のコンドル博士の設計で、美しくバラが咲き誇るまるで絵画のような庭園に生まれ変わりました。
- 東京 浅草 三社祭
- 三社祭は浅草神社で毎年5月に3日間を通して行われる勇壮な祭り行事です。東京の初夏を代表する風物詩のひとつとして広く知られています。
囃子屋台をはじめ、華やかな舞いを踊る大行列が浅草の町を練り歩きます。また、伝統的な式典が行われたり、戦前に徳川家光公より寄進された歴史ある神輿の担ぎ出しがされたりします。
- 東京 浅草寺
- 628年に創建された都内最古の寺院で、「浅草観音」として古くから信仰されていました。
江戸文化発展の中心地でもあり、現在も周辺にその面影を残し、季節ごとにほおずき市、羽子板市など多くの行事が行われています。
- 東京 浅草雷門 仲見世
- 雷門にかかる大提灯は、高さ3.9m、直径3.3m、重さはなんと約700kgあります。浅草寺の表参道にあたる仲見世は雷門から宝蔵門まで続き、両側には朱塗りの店舗が並び、江戸趣味小物やみやげ物が多く並べられ、日本人のみならず海外からの観光客にも大人気です。
- 東京 皇居 二重橋 千鳥ヶ淵
- 皇居の北西にある千鳥ヶ淵は、都内でも有数の桜の名所で、ボートに乗って桜を楽しむ姿が多くみられます。この時期、武道館では入学式の晴れ着を着た人も多く、桜と美しい風景が見られます。