- 福岡 太宰府天満宮 梅花祭
- 太宰府天満宮は天神さまをお祀りする全国約12000社の総本宮で、学問の神様・菅原道真公の御墓所の上に創建された神社です。
2月25日は道真公のご命日にあたり、この日に斎行される梅花祭では、道真公がこよなく愛された梅の花を捧げます。
- 秋田 角館火振りかまくら
- 1.5m程の縄ひもの先に火のついた炭俵を結わえ、参加者それぞれが身体のまわりで振り回します。時間がたつごとに数は増えていき、100近い火の輪が暗闇に舞うこともあります。
400年以上続く小正月の伝統行事は、神聖な火で田の厄を払うと共に無病息災、家内安全等を祈ったものです。会場内にはミニかまくらや光の回廊に灯がともります。
- 秋田 なまはげ柴灯まつり
- みちのく五大雪まつりの1つ。秋田を代表するなまはげが、柴灯火のもとで乱舞します。ナマハゲは田畑の実りや海、山の幸をもたらす年の節目にやってきて「悪い子はいねがー、泣く子はいねがー」と威嚇しながら人々の怠け心を戒め、無病息災をもたらす来訪神です。2018年にユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
- 青森 八戸えんぶり
- 「えんぶり」とは田をならす農具の「えぶり」や「いぶり」に由来します。人々は烏帽子をかぶり稲作を模した舞を踊ることで、冬の間寝ていた田の神をゆさぶり起こします。
舞には春を待つ人々の五穀豊穣の祈りが込められています。市内まで練り歩く『えんぶり行列』や殿様の御前で舞ったと言われる『御前えんぶり』などがあります。
- 奈良 春日大社 節分万燈籠
- 春日大社の歴史は奈良に都ができたおよそ1300年前に始まります。現在までに3000基におよぶ燈籠が寄進されており、人々の春日への信仰の深さがうかがえます。この万燈籠に年に2度火が灯され、静かな夜に浮かび上がる朱の柱や白い壁の荘厳な社殿からは奈良、平安から続く、悠久の情緒を感じることができます。
- 京都 法輪寺 針供養
- 一昔前、家では着物を縫い、手提げをつくり、針は大切な道具の1つでした。その針の折れたり、曲がったりしたものを供養するのが針供養です。嵐山にある法輪寺では天皇の命によって針を納め供養する堂が平安時代に建立されたと伝わります。法輪寺では豆腐ではなく、分厚いこんにゃくに針をさしていきご供養を行ったあと、針供養の塔へと納められます。
- 京都 大原三千院 初午大根焚き
- 大根焚きは、京都の冬の風物詩の一つです。大鍋で煮込まれるのは三千院がある京都大原で有機栽培された純白の大根。女性が農作業をするときの衣装を身にまとった大原女と呼ばれる人々によって味の染みた大根が振舞われます。加持祈祷された大根は一年がよい年になるようにと「幸せの大根」として振る舞われ、お参りに来た人々を温めます。
- 福島 会津 絵ろうそくまつり
- 500年の歴史を持つ会津の伝統的工芸品「会津絵ろうそく」。
鶴ヶ城の敷地に約10000本の絵ろうそくが幻想的に灯る「絵ろうそくまつり」は会津の冬の風物詩です。
- 茨城 水戸 偕楽園の梅 ドローン
- 日本三名園の一つ偕楽園は、水戸藩藩主徳川斉昭によって、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと名づけられました。
偕楽園の代名詞となっている梅林では、約100品種、3000本あまりの梅が咲き誇り、春の訪れを告げます。
- 秋田 横手かまくら祭り
- 横手は雪国の中でも有数の豪雪地帯で、「かまくら」は雪室の中に神座を設けて水神様を祀り、中に子供たちが入って、「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」といいながら、甘酒やおもちをふるまいます。
- 秋田 横手かまくらとぼんでん
- 「ぼんでん(梵天)」は、豪華な頭飾りが特徴的な横手の小正月行事で、約300年の歴史を誇り、雪国横手では、「ぼんでんが終わると春がやってくる」と言われています。
- 山口 萩 椿の原生林
- 海沿いの笠山には、約25000本の椿が群生しています。
咲き誇った真っ赤な椿の花が花ごと落ち、道やいたるところを赤く埋め尽くします。