花景色
- 兵庫 灘黒岩水仙郷
- 灘黒岩水仙郷は、諭鶴羽山の南側斜面に500万本の野生のスイセンが群生する、日本三大群生地のひとつです。水仙の大群は、1月中旬~2月初旬にかけて見頃を迎え、海の青と花の白のコントラストが、冬に華を添えます。そして、ほのかに香る水仙の香りが、来る春をより一層待ち遠しいものにします。
- 神奈川 川崎 等覺院
- 江戸以前よりあったとされる等覚院は天台宗のお寺です。武尊という人物が乾いた喉を潤した泉に木を植え御神木として祀ったのが始まりと言われ、4月中旬から2000株ツツジの見頃に合わせた花説法が行われます。仁王門脇から溢れ、山門を潜ると目の前が赤で埋もれます。
- 宮城 白石川堤一目千本桜
- 宮城県大河原町・柴田町を流れる白石川の堤に、約1200本の桜が植えられている白石川堤一目千本桜。満開時の早朝には、川面に映る桜と残雪の蔵王山、そして咲き誇る満開の桜の絶景を見ることができます。また、柴田町側には、日本一の太さを誇るソメイヨシノの巨木があり、その雄々しい姿に圧倒されます。
- 京都 長岡天満宮のツツジ
- 菅原道真公が太宰府に左遷する際に立寄った縁から道真公御自作の木像を祀ったとされる長岡天満宮は、キリシマツツジが壮大に咲き誇る名所としても人々が集まる場所です。
高さが人の身長を優に超えるキリシマツツジは見頃を迎えると視界全てが真紅に覆われ、神社の東に広がる八条が池を囲みます。まるで異世界かのような散歩道です。
- 徳島 神山町しだれ桜
- ゆうかの里、江田菜花の里、神山森林公園、さくら街道。神山町花の町の歴史は平成以降に始まります。町をあげて、しだれ桜の風景を作ろう、未来へ残そう、という活動のもと少しずつ今でも増えています。降りかかるかのようなしだれ桜のトンネルや菜の花、レンギョウの彩り。
ピンクと黄色の見事なコントラストで埋め尽くされます。
- 京都 桜の祇園白川
- 江戸時代後期から明治にかけての花街であった祇園は当時の面影を残す貴重な場所になっています。京都で桜を見るならここへ、というのも、桜が白川の流れにしなだれかかり、背景にはお茶屋の建物そして石畳と、その風情に京都らしさを感じるからでしょう。夜になり灯篭に明かりがつくと辺りは妖艶な雰囲気に包まれます。
- 山梨 富士吉田 新倉山浅間公園 五重塔と富士山
- 国内のみならず海外の方からも人気の撮影スポット新倉山浅間公園。五重塔と富士山、桜という日本を代表する3つの要素が見事にレイアウトされた絶景ポイントです。桜の時期の、雪を残している富士の姿がさらに美しさを際立たせます。
思いのほか険しい坂道を登ると、この息をのむ絶景に出会えます。
- 山梨 河口湖 富士と桜
- 河口湖は富士五湖のひとつ。「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つとして世界文化遺産に登録されています。湖畔には200本以上の桜が植えられ、湖を渡る風に揺られ美しい風景を見せてくれます。穏やかな気候の時には湖面に映る逆さ富士を見ることもできます。
- 長野 上田城跡公園千本桜まつり
- 大河ドラマも話題になった、真田昌幸によって建てられた上田のお城。春を迎えると、見上げた難攻不落のその城は7種もの桜に囲まれています。二度の上田合戦で徳川の大軍を退けた戦歴を持つ上田城ですが、その激しい戦火など思いも至らない程、城に沿う掘りに、櫓にと、桜の溢れかえる様には言葉を失います。
- 千葉公園 大賀ハス
- 昭和26(1951)年に、大賀一郎博士と地元小中学生らによって2000年前のハスの実が発掘されました。翌年見事に花を咲かせ、2000年の眠りから目を覚ましたのです。 その人気は今でも衰えることなく、千葉公園でも「世界最古の花」として例年大勢の人々に親しまれています。
- 福島 会津 鶴ヶ城の四季
- 難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城は、戊辰の戦役で新政府軍の猛攻に耐え、籠城一ヵ月、城は落ちませんでした。明治7年に石垣だけを残して取り壊されましたが、昭和40年に再建。会津の冬の厳しい寒さにも耐えられるように表面に釉薬を施して焼いた赤瓦の美しさとその気品溢れる姿を、普段は見られない空からのアングルでお楽しみください。
- 新潟 菜の花の福島潟
- 福島潟は県都新潟市の東方に位置する湖沼です。
面積は262haあり、潟と名のつく湖の中では新潟県内で最大です。
五頭連峰を映す湖面と鳥や花や人が一体となって織りなす四季折々の新潟の原風景を今に残しています。