- 埼玉 川越氷川神社 縁むすび風鈴
- 川越氷川神社には、境内に色鮮やかな江戸風鈴が2000個以上掛けられていて、美しく夏の訪れを感じさせます。手作りのガラス風鈴は一つ一つ色合いや形が違っていて、音色も様々です。日本には「風の便り」という言葉があるように、風が願いを運ぶと信じられていました。縁むすび風鈴は、大切な人へと縁を運ぶと言われています。
- 山梨 忍野八海
- 富士山の伏流水に水源を発する湧水池、その代表的な湧水池が忍野八海です。富士山の雪解け水が数十年の歳月をかけてろ過され、澄み切った水となり湧く忍野八海は、美しく神秘的であり、移り変わる四季に彩られた富士を水面に映しこむ姿は訪れた人々を魅了します。
- 福井 越前大野城 雲海
- 越前大野城は、「天空の城、大野城」とも呼ばれていて、続日本100名城に選定されています。標高249mの亀山にそびえる城は、織田信長につかえた金森長近によって築城されました。季節によっては雲海が出現し、大野の町が雲下に沈み、山頂の城だけが浮き上がって空の上に建っているような幻想的な風景を見ることができます。
- 奈良 日本三大桜名所 吉野山の桜
- 『咲く花を散らさじと思ふ 御吉野は 心あるべき春の山風』と詠んだのは徳川家康。
心ある吉野の風ならば、咲いている花を散らすことはあるまい・・・桜が咲き乱れる光景に、そう願わずにはいられないほど、吉野の桜は人の心を惹きつけてやみません。桜を愛する心は日本人の中にどの時代も息づいています。
- 静岡 伊豆 修善寺梅林
- 修善寺は平安時代に開かれた禅院で、美しい梅林を有することで知られています。修善寺梅林には、樹齢100年を越える古木から若木を合わせて、20種1000本の紅白梅が植えられています。広さは3haに及び、梅の最盛期である2月初旬から3月中旬に開催される梅まつりでは、露店なども出店し、可憐な花々を観賞することができます。
- 高知 仁淀川 紙のこいのぼり
- 高知県にある仁淀川では、毎年5月、特産品である不織布を使って作られた紙こいのぼりが清流を泳ぎます。仁淀川橋の上から眺めることの出来る鮮やかなこいのぼりは、約300匹。空ではなく水中を泳ぐこいのぼりが、爽やかな初夏の訪れを感じさせます。その他にも、川舟の体験や吾北清流太鼓の演奏などを楽しむこともできます。
- 長野 菜の花と鯉のぼり
- 残雪の北アルプスを見渡す菜の花畑。まるで黄色い絨毯を目一杯に広げたような風景が春の訪れを教えてくれます。5月初旬には菜の花畑の上空をたくさんの鯉のぼりが悠々と泳ぎます。山の雪解け水によって出来る池には、凛とした姿の北アルプスと青い空が映り込み、爽やかな絵葉書のような光景を楽しむことができます。
- 鳥取 仁風閣
- 仁風閣は、中国地方屈指の明治洋風建築として有名な西洋館で、国の重要文化財に指定されています。木造2階建ての白亜塗りで、フレンチルネッサンス様式を採用しています。2階にあるガラス張りのバルコニーからは池泉回遊式日本庭園である「宝隆院庭園」を一望することができます。大正天皇の御宿所としても利用されました。
- 兵庫 有馬温泉
- 二人の神が湯で傷を癒すカラスを見て温泉を発見した、と神話で語られる日本最古の湯は、後に僧の行基によって湯の街として整備され、大変な賑わいを見せます。かの豊臣秀吉も有馬を何度も訪れたと言われ、太閤の名が今も各所に残っています。日本三古湯に数えられ、枕草子の中では三名泉として、江戸時代の温泉番付でも最高位をとるなど、古くから愛された温泉です。
- 兵庫 城崎温泉
- 城崎温泉は、有馬温泉、湯村温泉と共に兵庫を代表する温泉で、平安時代以前からの歴史を持ちます。温泉街にある7つの外湯巡りが基本で、江戸時代から「海内第一泉」と呼ばれている一の湯に始まり、コウノトリが傷を癒したという伝説の残る鴻の湯に終わります。また、城崎は多くの文豪たちに好まれた温泉とも言われています。
- 奈良 金魚の町 大和郡山
- 大和郡山は全国有数の金魚の生産地です。その歴史は江戸時代まで遡り、大名柳澤吉里が甲斐の国からの国替えの際に金魚を持ち込んだのがはじまりとされています。当時、金魚は高級魚として珍重されていました。現在でも年間約6000万匹もの金魚が養殖されています。毎年4月には満開の桜のもとで金魚の品評会も行われています。
- 埼玉 巾着田曼珠沙華まつり
- 埼玉県日高市の巾着田では、毎年9月中旬から下旬にかけて約500万本の曼珠沙華が見頃を迎えます。直径約500m、面積は22haに及ぶ巾着田が曼珠沙華の開花により赤い絨毯を敷き詰めたように深紅に染まります。巾着田曼珠沙華まつりは例年9月中旬に行われ、花々を観賞しながら特産品販売、特別イベントなどを楽しむことができます。