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おすすめジャパンVol.1 「まさかの! 高千穂夜神楽」

高千穂峡真名井の滝で有名な宮崎県高千穂。
宮崎県の上の方、大分や熊本の近くにあります。
天孫降臨の地としても有名です。天孫降臨の地というのは天照大神の孫・邇邇藝命(ににぎのみこと)が天下った場所です。
ににぎのみこと。神話はこの名前が覚えられない、というか区別がつかない。
イザナギとイザナミさえどっちがどっちかわからない。
興味はあるんだけど・・

 

昼、真名井の滝を撮影して、暗くなるのを待ちます。
夕方になると滝がライトアップされます。
正直、いろんな地方でお城とかもよくライトアップされているんですが、あまり趣味がよくない。もっとシンプルにすればいいのになーと思うこともしばしば。
ここは歩道沿いのライトがきれいです。
そしたら、冬だとばかり思っていた夜神楽が観光用でいつも見られるらしいという情報あり。
せっかくなので、撮影の許可をもらって撮りました。
神社内の公民館みたいな場所でやるのですが、すごいお客さんです。
デンデンデンデン音楽が鳴り始めて、舞いが始まります。
本来は33番あるうちの4番、しかもそれぞれの舞いを短くしたものを見ることができます。
それにしても1時間。ああ、なげーなぁ、と思いつつ、カメラを回します。
最初はあれです。
岩穴の中に隠れてしまった天照大神を引っ張り出すやつです。
へそを曲げて隠れてしまった天照大神を誘い出すため、どんちゃん騒ぎをして気を引くというものですが、最初にこの話を聞いた時、日本の氏神様がそんな子供っぽいの??と思いませんでした?
で、どんちゃん騒ぎというのも、どうもお色気仕掛けとかもあったらしく、ちょっと親しみがわいてきます。
それで出てくる天照大神って!

 

で休憩をはさみ、案内の方が解説してくれるのですが、ちょっとにやにやで、男と女の話をもったいつけてするわけです。「ほんとはこんなもんじゃないんですが(ニヤニヤ)、文科省の指導が入りまして(ニヤニヤ)」とか。
このへんから何かおもしろそうな匂いがしてきます。

 

そして後半の御神体の舞(20番)がはじまるのですが、これがまさかの下世話さ笑
イザナギのおっちゃんとイザナミのねえさん夫婦が酒を飲みつつベタベタするんですが(ちなみにこの二人は兄妹でもあります)、ぐったりしてしまった嫁を横目に、イザナギおっちゃん、客席に愛を求めにいきます。
あたりかまわずハグ。ハグ。そしてオキニを見つけてロックオン!それに気づいたイザナミねえさん、激オコで旦那を引き戻します。
イザナギとイザナミって、天照大神のパパとママです。
そんな神々しいふたりが、こんな下世話な、なんと親しみやすさ!

 

すると今度はイザナギねえさん、自らもいけない行動にでます。
会場のいい男を物色するねえさん。
会場はこの展開に大喜びです。標的を決めるとねえさん甘えちゃいます。
しまいに小さい子供を抱っこしたりやりたい放題。
気が付いたイザナギおっちゃん、あわてて連れ戻しにいきます。

 

なんだこの楽しさ。

 

この頃になると不思議なことに、お面が本当の顔のように見えてくる・・・

 

神話とか神楽とか言うと、よくわからない退屈なものを想像していたけど、繰り広げられる神様のおおらかな世界に引き込まれてしまいました。

 

案内の方が最後も出てきて、本番の時はこんなもんじゃないですよー(ニヤニヤ)と意味深に言うので、これは来なければ!と強く思いました。

 

高千穂夜神楽の本番は毎年11月中旬から翌年2月中旬にかけて20の集落で奉納されるのですが、会場となる神楽宿にはなんと個人のお宅も。それもオールナイト!
どうなっちゃうんだろう??

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